夜中や静かな場所でMacを起動する際に、あの起動チャイムが気になることはありませんか。起動音を消したいけれど、どう操作すればいいのか迷う方も多いでしょう。この記事では最新情報に基づいて、GUI操作から端末でのコマンドまで、Macで起動音を完全に消すための具体的な手順を解説します。どのmacOSを使っていても対応可能ですので、ぜひ参考にしてください。
目次
Mac 起動音 消す 方法:GUIでの設定手順
まずは、最も手軽に設定できる「システム設定(またはシステム環境設定)」を使う方法を紹介します。この方法なら専門的な知識がなくても起動音を消すことができますので、多くのユーザーにとって基本となる手順です。MacのモデルとmacOSのバージョンに応じて操作が異なるため、それぞれに対応した方法を見ていきます。
macOS Ventura以降での操作方法
macOS Ventura以降では、起動音のオン/オフを切り替えるためのUIが追加されており、GUIで簡単に設定できます。まず画面左上のAppleメニューから「システム設定」を開き、「サウンド」をクリックします。その中に「起動時にサウンドを再生」という項目がありますので、これをオフにすれば起動音が消えます。最新の情報によると、この設定は確実に動作するようになっています。
macOS Big Sur/Montereyの手順
macOS Big SurまたはMontereyを使っている場合は、「システム環境設定」を開いて「サウンド」を選び、「サウンドエフェクト」のタブを表示します。その中に「起動時にサウンドを再生」というチェックボックスがあり、そこをオフにすることで起動音を無効にできます。なお、この設定が見つからない場合は別の方法に進む必要があります。
それ以前のmacOSでGUIにこの設定がない場合
macOS Big Surより前のバージョンでは、システム設定に起動音を切るオプションがないことがあります。こうした古いOS上ではGUIだけで操作が完結せず、ターミナル(Terminal)を使ってコマンドを入力して設定する必要があります。次のセクションで具体的なコマンドと手順を解説します。
Mac 起動音 消す 方法:ターミナルでのコマンド操作

GUIに設定がない、あるいはより確実に起動音を完全に消したい場合には、ターミナルを使った方法が有効です。ここでは起動音をオフにするためのコマンドと、元に戻す際のコマンドを紹介します。操作には管理者権限が必要ですが、手順自体はシンプルです。
起動音をオフにするコマンド
起動音を消すための代表的なコマンドは次のとおりです。ターミナルを開き、管理者権限で以下を実行します。
sudo nvram StartupMute=%01
または
sudo nvram SystemAudioVolume=%80など
モデルやOSのバージョンによって有効なコマンドが異なるため、複数のコマンドを試すことが推奨されます。入力後Macを再起動し、チャイムが鳴らないか確認します。
起動音をオンに戻すコマンド
将来的に起動音を復活させたい場合には、以下の操作が必要です。
sudo nvram StartupMute=%00
または
sudo nvram -d SystemAudioVolume
これにより先ほどの設定を解除し、再び起動音が鳴るようになります。設定を変えた後は単純な再起動で反映されます。
注意点:モデルとmacOSバージョンによる違い
すべてのMacがコマンド操作に同じように対応しているわけではありません。例えば2016年から2020年のモデルは起動時チャイムがデフォルトでオフとなっていた時期がありましたが、Big Sur以降で再びオンになることがあります。コマンドが効かない場合は、自分のMacのハードウェアモデルとmacOSのバージョンを確認し、適切なコマンドを選ぶことが重要です。
Mac 起動音 消す 方法:一時的に音を消す工夫と代替手段

常に起動音をオフにするまでの間、一時的に起動音を黙らせたい場面があります。例えば会議室で、夜中になどです。そのようなときに使える簡単な方法や、起動音を物理的または設定的に制御する工夫を紹介します。
起動前に音量をミュートまたは最小にする
もっともシンプルな方法として、起動または再起動する前にミュートボタンを押すか、音量を最小に設定しておく方法があります。多くのモデルで、この設定はシャットダウン時の音量を記憶する機能が働き、次回起動時にも同じ状態が引き継がれることがあります。完全オフではないこともありますが、簡易な対応策として有効です。
スリープを活用する
シャットダウンするかわりにスリープ状態にしておくという方法もあります。スリープからの復帰では起動チャイムは鳴らず、電源オンとは異なる動作となるため、静かな環境での利用に適しています。ただし完全に電源を切る必要がある更新などではこの方法は使えません。
サードパーティ製ツールの活用
GUIやコマンドでは対応し切れないモデルやOSもあり、そういうときには補助的なソフトウェアの利用が選択肢となります。スクリプトやユーティリティアプリを使い、シャットダウン直前にミュートを自動で行うものがあります。動作は環境に依存するため、信頼できるソフトを選ぶこととバックアップを取ることが望ましいです。
Mac 起動音 消す 方法:トラブルシューティングと復元方法
起動音をオフにしたが反映されない、または誤って設定を壊してしまったというケースもあります。そうした場合に確認すべきポイントと、復旧のための手順を詳しく説明します。設定の保存状態、ハードウェアの制約、キー操作などを確認しましょう。
設定が保存されない場合の確認項目
GUIでオフにしたのに再起動するとオンになっている、またはターミナルでコマンドを入力しても効果がない場合は、NVRAM設定がリセットされている可能性があります。設定反映のキーとなるNVRAMが正しく作用しているか、ブラグなどを含む電源の供給状態も含めて確認してください。
NVRAM/PRAMのリセットが必要な場合
起動音関連設定の不具合が生じていると感じたら、NVRAM(あるいは古いMacではPRAM)をリセットすることで設定を初期状態に戻せることがあります。一般的には電源を切った状態でCommand+Option+P+Rのキーを押しながら起動し、音が2回鳴るなどのタイミングでキーを離します。モデルによって手順が異なるため、キー操作が有効かどうか確認します。
ハードウェアモデル別の制限を理解する
すべてのMacに起動音再生機能が備わっているわけではありません。たとえば2016~2020年の一部モデルでは起動音が最初からオフになっていたり、OSの更新で起動音の制御方法が変わっていたりします。使用中のMacのスペックと組み合せて、自分の環境に合った手段を選ぶことが肝心です。
Mac 起動音 消す 方法:安全性と影響を知ろう

起動音を消すことにはメリットが多くありますが、一方で診断音の意味を持つこともあり、トラブル発生時に手がかりが失われる可能性があります。ここでは起動音を消すことによるリスク、注意点、また安全に設定を行うためのポイントを挙げます。
起動音の役割とリスクについて
起動チャイムには、Macが起動プロセスを正常に通過したことを知らせる役割があります。起動時に何らかの異常があった場合、この音が異なるパターンになることがあります。音を完全にオフにした場合、このような異常の通知手段が失われる可能性があるため、定期的な診断やログの確認が重要になります。
macOSのアップデートによる設定変更の影響
OSがアップデートされることで起動音を制御する設定の仕様が変わることがあります。過去には仕様の追加、コマンドの挙動変化、GUIでの操作可能性の変更などがありました。そのため起動音をオフ設定した後でも、OSアップデート後に設定を再確認することをおすすめします。
バックアップと復元の準備
ターミナルでの操作やNVRAMの変更には管理者権限が関わっており、誤入力によるトラブルで復旧が必要になる可能性があります。設定を行う前に重要データのバックアップを取ることが安心です。また復元手順を把握しておくことで、トラブル時にも落ち着いて対応できます。
まとめ
Macの起動音を消したいときには、まず自分のmacOSのバージョンとハードウェアモデルを確認することがスタート地点です。GUIで設定できる最新の環境ならサウンド設定内の起動音再生の項目をオフにすれば簡単に消せますし、古いOSでオプションが無い場合にはターミナルを使ったコマンド操作が有効です。
また、一時的に音を消す方法やスリープ利用の工夫、サードパーティツールの活用など、状況に応じた代替手段も有用です。安全性の観点からは、起動音には診断情報を含む意味があるため、消す設定を行った際もアップデート後の確認やバックアップを忘れないことが重要です。
静かな環境で快適にMacを使いたい方には、このガイドが確かな手助けになるはずです。起動時のチャイムをオフにして、静かでストレスフリーなスタートを実現してください。
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